ふぐ刺し・てっさについて解説!おすすめの食べ方は?

高級食材として知られるふぐ刺し。その独特な食感と淡白な味わいで人気ですが、「てっさ」という言葉を聞いたことはありますか?この記事では、ふぐ刺しの別称「てっさ」の意味、歴史、そしておすすめの食べ方を紹介します。

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ふぐ刺し・てっさ

てっさとは?

「てっさ」とは、ふぐ刺しのことを指す大阪で使われる言葉です。
実は、てっさとふぐ刺しは同じもの。この名称は、ふぐが「たまに当たると死ぬ」ことから「てっぽう(銃)」と呼ばれ、それが転じて「てっさ」となりました。
ふぐは縄文時代から日本人に愛されてきた食材で、その歴史は豊かです。

豊臣秀吉の時代には、ふぐを食べ兵士たちがその毒で死んでしまうという事件が発生。このことがきっかけで豊臣秀吉は「河豚食禁止令」を出し、ふぐを食べることを禁止してしまいます。この禁止令は江戸時代になっても解除されることはなく、明治時代に初代総理大臣の伊藤博文がふぐ食を解禁するまでの約300年間日本ではふぐを食べることができませんでした。

しかし、禁止令が出されている間も実は庶民の間ではふぐは食べられており、バレないようにふぐを隠語で呼ぶことで、流通させていたのです。その際に呼ばれていたふぐ刺しの名称がてっさ。「ふぐは、たまに(まれに)当たると死ぬ」→「弾に当たると死ぬ」という銃にかけてふぐは「てっぽう」の異名で呼ばれていました。そこで大阪の人がふぐ刺しのことを「てっぽうの刺身」略して、てっさと呼ぶようになったとされています。

 

てっさの美しい盛り付け

てっさは通常、薄造りで提供されます。
これは、ふぐの身が固く、厚く切ると噛み切るのが難しいためです。
薄造りにすることで、ふぐの繊細な味わいを楽しむことができ、盛り付けの美しさも際立ちます。

 

 

正しい食べ方とおすすめの薬味を紹介

ここまではてっさという呼称についてや盛り付けについて解説しました。ここからはてっさの正しい食べ方や相性の良い薬味を紹介していきます。

 

てっさは、皿の中央から食べ始めるのが伝統的な食べ方です。
また、一度に多くの刺身を食べるのではなく、2、3枚を選んで、ねぎや調味料と合わせるのがおすすめ。てっさの繊細な味わいを引き立てるためには、醤油よりもポン酢が最適です。ねぎやもみじおろしと合わせると、さらに美味しくいただけます。

 

ふぐ刺し・てっさを存分に楽しもう

ふぐ刺しとてっさは、見た目の美しさと味わいの深さで知られています。この記事を参考に、ふぐ刺しの新たな魅力を発見してください。また、当店ではお得なふぐセットもご用意しておりますので、ぜひご利用ください。

 

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