下関のふぐ刺しをプロが語る!歴史や通販でふぐ刺しを楽しむポイントは?

下関とふぐ刺しの歴史を紹介

ふぐ刺しと言えば、下関を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?下関とふぐの間には長い歴史があり、日本の中でも有数のふぐの名産品となっています。

ここでは下関とふぐの歴史に関して徹底解説。下関以外のふぐの名産地も紹介するので、日本のふぐの名産に関して知りたいという方も是非内容をご確認下さい。

下関でのふぐの袋競りの様子

下関ふぐ袋ゼリ

下関でふぐ刺しが定着するまでの歴史

日本では豊臣秀吉の時代にふぐを食べてその毒で死んでしまう人が多く「河豚食禁止令」が出されていました。

その流れが江戸時代まで続き、日本で本格的に食べられるようになったのは明治時代。初代総理大臣となった山口県出身の伊藤博文がふぐを食べることを解禁し、伊藤博文にふぐを提供した山口県の春帆楼がふぐ食における「公許第一号」のお店に認定されました。

元々ふぐの産地ということもあり、その後下関にはふぐのお店が立ち並び、日本全国で有数のふぐの名産地として一躍有名に。ふぐの料理屋だけでなく、毒の処理を行う集積場や流通の拠点も次々と完成し、「ふぐと言えば下関」というブランドイメージが一気に定着していきました。

そんなふぐ料理の中で最も人気を集めたのが、ふぐ刺しです。ふぐ刺しは他の刺身と異なり、噛み応えのある食感が魅力。また、味だけでなく、ふぐの薄造りは見た目も美しい点が特徴となっており、下関のふぐ料理を代表する人気の商品として全国の人から愛されています。

下関以外でふぐ刺しの有名な地域

ふぐと言えば下関ですが、日本において下関以外にふぐが有名な地域を知りたいという方は多いのでしょうか?

ふぐの漁獲量や養殖ふぐの水揚げ量だけでみれば、実は下関は漁獲量が全国4位、養殖ふぐの水揚げ量は全国7位となっており、下関以上にふぐの取扱量が多い地域が存在します。

天然のふぐの漁獲量が日本で1番多いのは石川県、2位は島根県、3位は北海道です。1位の石川県は「能登ふぐ」と呼ばれる天然ふぐが有名で、3月下旬~6月下旬にかけて獲れ、多い日には1日1t以上のふぐが水揚げされるとのこと。石川県ではふぐの他にものどぐろやサザエ、ヤリイカなどの魚介類が豊富に獲れるとあって、日本でも有数の海産物の宝庫と言えそうです。

また、皆さんが普段食べるふぐは全てが天然のものであるとは限りません。養殖のふぐも多く市場に出回っており、味のクオリティーも非常に高いものとなっています。養殖ふぐの水揚げ量が多いのは、1位長崎県、2位熊本県、3位が大分県となっており、こちらは上位を九州地方が独占。元々ふぐは九州地方で豊富に獲れていましたが、現在では九州地方のふぐは養殖が中心となっていることが分かりますよね。

 

下関のふぐ刺しは通販で楽しめる!

これまでは下関のふぐ刺しを通販で楽しむメリットとふぐ刺し以外に通販で楽しめるおすすめのふぐ料理について解説します。本場下関のふぐを楽しみたいと考えていても下関は遠すぎると考えている方に通販でふぐ刺しを注文する際の楽しみ方を解説するので、是非内容をご確認下さい。

当店のふぐ極上祝盛

 

ふぐ通販 極上祝盛

 

通販ではふぐ刺しの薄造りが楽しめる

ふぐ刺しを通販で楽しむメリットは味以外にも見た目も楽しめるという点です。透き通ったふぐの刺身が大皿に1枚ずつ丁寧に並べられた様子は芸術的で、思わず写真を撮りたくなってしまうこと間違いなし。

もちろん、お店でも薄造りは楽しむことができますが、通販は盛り付けの種類が豊富という点が嬉しいポイントになっています。盛り付けの中でも目にする機会の多い菊盛りや羽を広げた鶴を表現した鶴盛りなどバリエーションが豊富。

当店でも菊盛りや鶴盛りはもちろん、夏の夜空を彩る花火をイメージした夏にぴったりの花火盛りや真っ赤な牡丹の花をイメージした牡丹盛りなどの盛り付けをご用意しています。様々なバリエーションの盛り付けを楽しめるという点は通販でふぐ刺しを楽しむ際のメリットですよね。

ふぐ刺し以外にも楽しめるおすすめふぐ料理は?

下関のふぐはふぐ刺し以外にも多くの商品が通販で楽しまれています。

中でも人気のふぐ料理はふぐ鍋とふぐの唐揚げ。どちらもお店でも出されている人気料理となっています。

ふぐの唐揚げはフワッとした食感とふぐの身の旨味を存分に楽しめるのがふぐ好きにはたまらないポイント。スーパーなどでふぐの唐揚げ用の切り身を目にする機会は少なくなっており、こちらは是非通販で楽しみたい一品です。

ふぐ鍋は冬にぴったりの一品となっており、ふぐのアラからでる出汁は普段の鍋とは一味違う旨味を楽しむことができます。通販ではふぐの身とアラがセットになっており、好みの野菜を買うだけで簡単に鍋をすることが可能。手間がかからないのは鍋の嬉しい点ですよね。

また、通販では職人がふぐの毒を抜き、家庭でもふぐを捌ける状態にしたふぐの身欠きも販売しています。こちらはご自身でふぐの身をさばき、ふぐ刺しにしたり、ふぐの唐揚げにしたりと様々な了以を楽しむことが可能です。少し手間はかかるけど自分でふぐを捌いてみたいと考えている方は是非身欠きをお買い求め下さい。ふぐを捌くのは想像以上に大変な作業だと実感することができますよ。

下関でふぐ刺しを食べるならここ!おすすめのお店を紹介

ここまでは通販で楽しめるふぐ刺しについて解説してきましたが、ここからはふぐの本場下関でふぐ刺しを楽しめるおすすめのお店を紹介していきます。ふぐと言えば高級料理という印象を持つ方も多くいらっしゃると思いますが、下関にはリーズナブルな値段でふぐの定食を楽しめるお店や3,000円以下でふぐ刺しを食べられるお店が多数。代表的なお店や特にふぐの取り扱いの多い場所を確認していきましょう。

下関でふぐ刺しを楽しめるお店①:春帆楼茶寮 下関大丸店

下関でふぐを食べる際に、多くの方が一番に思い浮かべるのが春帆楼です。前述の通り初代総理大臣の伊藤博文が春帆楼のふぐ料理を絶賛し、日本のふぐ料理公許第一号となったお店となっています。

最高級のふぐを楽しめるということもあって、多くの人が訪れる人気店です。値段についても、ふぐの薄造りとふぐ汁、ふぐと野菜のてんぷらが楽しめる茶寮ふく御前が2,530円と安いのも嬉しいポイントですよね。店は下関大丸の中にあり、アクセスもしやすいので下関を訪問の際は是非春帆楼に行ってみて下さい。

下関でふぐ刺しを楽しめるお店②:唐戸市場 活きいき馬関街・唐戸市場

ふぐだけでなく多くの新鮮な魚が楽しめるということで全国から観光客が集まるのが唐戸市場です。唐戸市場では毎週末に海鮮市が開催され、朝に獲れたばかりの新鮮な魚介類を使った寿司や海鮮丼をテイクアウトで楽しむことができます。

市場の中にはテイクアウトだけでなく、新鮮な魚介類を楽しめるお店も多数。ふぐ刺しやふぐの唐揚げ、天ぷらなど様々なふぐ料理を楽しみたいという方は唐戸市場へ行ってみるのがおすすめです。

下関のふぐ刺しを存分に楽しもう!

この記事では下関のふぐ刺しについて解説してきました。

下関におけるふぐ刺しは伊藤博文の時代からそのブランドを定着させ、現在においても日本屈指のふぐの名産地として不動の地位を築いています。

ふぐ刺しは味だけでなく見た目も美しいふぐの薄造りがおすすめ。下関にはふぐ刺しで有名なお店が多数あるため、現地に来て楽しむことができますし、通販で注文し、自宅でふぐ刺しを楽しむということも可能です。

下関のふぐ刺しは絶品となっているため、気になる方は是非一度食べてみて下さい。

 

当店のふぐ鶴盛り 通販ページ

 

ふぐ鶴盛り